50カップオフロード耐久レース開催通知

Fun Race(楽しいレース)

信州楽しい林道部では、5月のゴールデンウイーク明けの水曜日と、9月の最終水曜日に「50カップ」オフロード耐久レースを行っています。※日程は諸事情により変更になる場合があります。

50カップ 2022年春の大会の様子

参加できる車両

排気量は50㏄以下(49㏄)で、遠心クラッチ付きの車両になります。2ストロークエンジン 4ストロークエンジンどちらでも参加可能です。

メイト カブ モレ 異種格闘バトル

2ストロークエンジン・4ストロークエンジンのクラス分けはありません。ビジネスバイクとスクーターでのクラス分けもありません。混戦です。

1・ビジネスバイク3車種

遠心クラッチでロータリー式変速機搭載車ですが、わかりやすく言えば出前バイク又は新聞配達のバイクです。

・ホンダ スーパーカブ50 リトルカブ50 スーパーカブ50PRO クロスカブ50

・ヤマハ メイトV50シリーズ

・スズキ バーディー50 2Cycle Birdie 50 RC50 4Cycle Birdie 50

ホンダスーパーカブ

ホンダ スーパーカブ N村さんのマシン

・ホンダスーパーカブは4ストロークエンジンのため、馬力的には不利ですが、頑丈なエンジンと車体で故障知らずが魅力です。

エンジンパワーが少ない分を足回りやブレーキを強化して参加される方が多いです。勿論ドノーマルのままでも参加可能です。

82年~83年頃生産された5.5馬力あるマシンがあれば最高ですね。(角形ライトのカブです。)

4速ギヤが搭載されたマシンも存在します。

アフターパーツが豊富なのも魅力ですね。

ヤマハメイトV50

・ヤマハメイトV50シリーズは2ストロークエンジンを搭載しているため加速力が良く、トップスピードも伸びるため好まれています。

馬力も4.7馬力ありますので申し分ありません。

更に、フロントサスペンションを郵政カブのサスペンションに交換することにより、悪路での走破力が格段にアップします。(ポン付けとはいきませんが。)

しかし、3速しかないギヤをどう使うか。スプロケットの設定が難しいとの事です。

スズキバーディー50

・スズキ バーディーですが、初期の頃は2ストロークエンジンを搭載していました。中でもRC50と呼ばれるマシンは。他のバーディーが4.2~4.5馬力なのに対して4.9馬力あります。このマシンが手に入ったら最高ですね。

90年代に入って4ストロークエンジンとなりましたが、中でも91年~2004年までのバーディーは最高出力が5.0馬力あるため、2ストローク車と互角に渡り合うことが可能です。低速からのトルクもあってかえって扱いやすいとの事です。

ただ、流用出来るパーツが少なかったり情報が少ないので皆さん苦労されている様です。ギヤも3速なのでコースに合わせてギヤ比をどう持って行くかが悩みですね。

2・スクーター

遠心クラッチ車で無段変速の車両です。

実は私、バイクはヤマハ党なのです。ところが50のスクーターに関してだけはホンダなのです。

ホンダ車

ホンダスーパーディオ 私K田

さて、ホンダの50㏄スクーターは車種も多く選択肢が豊富ですね。あと、フレームも割と頑丈に出来ています。

やはり2ストロークエンジンの車両が速いですね。初代ディオ・スーパーディオ・ライブディオ・リード等が多いです。

ただ難点は熱ダレです。最低でも強化クーリングファンに交換した方が良いと思います。お金があればシリンダーヘッドをガンコートにしてもらうとか(笑)

冗談抜きで冷却は強化しないとオーバーヒートしてしまってまともに走れなくなってしまいます。

4ストロークエンジンだと水冷エンジンを搭載したスマートディオがおススメです。夏場の炎天下でも熱ダレしにくく安定して走ってくれます。中でも4バルブエンジンを搭載したZ4なんかは2スト車と渡り合うには良いですね。

※中国生産の空冷4ストディオ・トゥデイはとにかくパワーが無くておススメできません。

さて、ライブディオの最上級グレードZXは7.2馬力ありますしカッコいいのですが、50カップで泥だらけになったりガッチャンガッチャンやったり、タタッ転んで傷だらけにしてしまうので勿体ない(笑)

4バルブのZ4にしても同じで、希少価値がある車両はお値段も高いです。

なので私はゴロゴロ転がっている無印のスーパーディオAF27型を愛用しています。SRとかZXというエンブレムが付かないモデルです。無料でもらって来たり、解体屋さんで3,000円とかで手に入るマシンです(笑)

メンテナンス性が良いのもありがたいです。

ヤマハ車

ヤマハ ジョグポシェ K野さん

ヤマハの50㏄スクーターと言えばジョグですね。2ストロークエンジンのジョグZは7.0馬力 ZRは7.2馬力ありますし、レスポンスよく吹け上がるのでホンダのディオ系よりも一段速いと言われています。

かつてはオンロードのスクーターレースでもジョグが8割を占めていたとの事。

更に、おばちゃんバイクのジョグアプリオとか、買い物バイクのジョグポシェなんかも同系列のエンジンで馬鹿っ速いので驚いてしまいます。かわいいスタイルのビーノなんかも速くてたまげます。

ただ、ヤマハ系のスクーターの弱点はエアクリーナーの位置とフレームの弱さとメンテナンス性の悪さにあると思います。

・エアクリーナーはお腹をガツンとぶつけると壊れちゃう位置にあります。

何らかの対策を施した方が良いです。位置的に土埃も吸いやすいです。

・フレームは調子よくジャンプするとポッキリ折れてしまいます。体重が重い人は特に注意ですね。

まあ、強化すれば良いです。ディオ系もあまりにひどいジャンプをすると曲がりますから(笑)

・キャブレターの位置がシート下なのでセッティングが面倒くさいのです。

一旦決まってしまえば良いのですが、メインジェットを交換するにもその都度シートを外してキャブを外してやらないといけないので面倒なのです。

そんな弱点を克服してしまえば最強マシンに仕上がるのがヤマハのスクーターですね。

スズキ車

スズキのスクーターといえばレッツやZZといったステップスルーの車両と、ステップ付きのモレ、ステップ付きで燃料タンクが前についていてニーグリップも出来ちゃうストリートマジックまであります。

レッツ

レッツについては2ストロークエンジンのレッツ2があればしめしめ。4ストロークエンジンのレッツ4だとちょっと厳しいです。

モレ

モレについては軽量な車体の割に、プロユースで使われることを想定されているため(ヤクルトの配達バイク等)車体も頑丈に出来ています。フロントタイヤも12インチありますし、ZZと同系列のエンジンなのでちょっといじれば化けてしまいます。

スズキ モレ K下さん

ZZ(ジーツー)

ZZは大柄な車体でライディングポジションにも余裕があり、前後12インチタイヤな上に、チューブレスの良いブロックタイヤもあり、更にサスペンションも良いため走破力がディオやジョグより上です。

フレームの強さについては情報が少ないため未知数です。

スズキ ZZ アメックW社長

ストリートマジック

ストリートマジックは普通のバイクのフレームにスクーターのエンジンを取り付けたという様な独特なスタイルのマシンで、ステップが付いている上にニーグリップもできちゃうので普通のオフ車感覚で走れてしまう優れものです。

やはり前後12インチで太目のチューブレスブロックタイヤが履ける上、サスペンションも良いと来ます。交換パーツもあるため強化も可能です。

ただ、雨の日や泥泥の中では電装系に難があるらしく、最後まで走り切れる車両が少ないのだとか。晴れの日は無敵です。

スズキ ストリートマジック T橋さん

オンロードレースの世界ではレギュレーションの中で「ステップスルーのマシンでタイヤは10インチ」という決まりがあって出場出来ない様ですが、オフロード耐久レースの50カップではモレもストリートマジックもスクーターの枠の中で出場できます。

50カップのレギュレーション

ホンダ スーパーカブ S平さん

林道部主催の50カップでは50㏄以下(49㏄)さえ守れば改造は自由となっています。※ボアアップは厳禁です。

圧縮を上げたりポートをいじったりしても良いです。

サスペンションを交換したりフレームを強化したりしてもOK。

チャンバーやマフラーの交換、キャブレターの交換もOKです。

早く言えば50㏄以下(49㏄)を守れば何でもアリ。ただし「安全に走れる事」が大前提です。

※パーツの脱落などが無いように注意しましょう。

ノーマル車両でもOK

逆にド・ノーマルな車両でも参加OKです。

ナンバープレートが付いたままでもOKです。

ノーマルタイヤのままでも参加OKです。(滑りますので注意ですが)

灯火類の取り外しやテーピングも必要ありません。

買い物かごやリアキャリアが付いていてもOKです。

やはり、パーツの脱落などが無いように注意してください。

※壊れても惜しくない車両での参加をおススメします。

※今のところ電動マシンの参加は想定していません。

服装

必須:ヘルメット・グローブ・背中を守れるプロテクター(リュック可能)

ブーツについては長靴でもOKです。くるぶしが守れる靴なら(ワークマンの安全靴等もOK)

出走前にみんなで体操を行います。しっかり体を伸ばしてから走りましょう。

怪我等自己責任になります。個々にスポーツ保険などへの加入をお勧めします。

50カップの趣旨

ホンダスーパーカブ 角屋桜井さん

このレースがスタートした当時からの大先輩に話を聞きました。

老若男女・初心者・中級者・上級者を問わず、オフロード走行の楽しさを共有するとともに、オフロードバイクのすそ野を広げたい。と言っておられました。

オフロードバイクを持っていなくても、家にあるビジネスバイクやスクーターで参加できる敷居の低いイベントとしてスタートした。との事。

バイク好きが集まって、みんなで和気あいあいと楽しめる一日になれば良いなあと思います。

一応レースの形をとっていますが勝敗に関係なく、転倒している人が居たら積極的にお助けをする優しい心で参加しましょう。