2022お花見カブツー
氷点下スタートとなった先日の「梅の花と絶景とジンギスカンツーリング」からまだ一週間足らずなのに、連日夏日の陽気が続いたおかげで例年より遅れていた2022年の桜も信州の各地で一斉に咲き始めました。

「春に3日の晴れなし」と言われるほど先の読めない天気と相談の上名所での混雑が予想される週末を避け、4月11日のツーリングを決めたのはわずか5日前のこと。
急な告知にも関わらず2021年花見ツーより多い11人の方が参加されました。
今回のルート
2021年花見ツーで好評いただいた「戸倉宿キティパーク」と「あんずの里」をメインにして、2022年は「千曲公園」と「海野宿」も加えてみました。

道の駅さかきたを09:00に集合出発してゲストハウス角屋に17:00到着、約110kmの行程です。
集合は道の駅さかきた
今回の参加メンバー11人のうち中信方面からの参加8人は道の駅さかきたに集合しました。
様々な年式と秘密のカスタムが施されたカブが4台に、カブと同じ横型エンジンを積んだジャズや同年代の2stオフ車やビジバイ。
汎用性ではカブに引けを取らないセローまで。
(Y田は次の場所で集合なので写真ありません)
コメリ上山田店で東信メンバーも合流
東信州方面からの2台が10:00に合流したのはいつものコメリ上山田店。

筑北方面から県道55号で四十八曲がり峠を越えて千曲川に降りた場所に位置します。
コンビニやドラッグストアも並び、出発間際の買い物にも便利なポイントです。
メンバーが揃ったところで、久しぶりのロータリーシフトで間違えてトップから1速に入れたりしないよう本日の安全なツーリングを皆で確認ミーティングをしてからいよいよ花見に向かいます。
戸倉宿キティパーク
千曲川対岸の中腹にある公園です。

国道18号線から路地を抜けてしなの鉄道戸倉駅の裏へ回らなければならないという立地のため、遠来のお客は少なく地元の幼稚園から遠足で来るような状況ですが、500本の桜が並ぶ階段状の公園のなかをバイクでそのまま走り抜けられるという最高のロケーション。
今回は5分咲きぐらいかと思いきや、望外の満開を眺めることができました。
こういうルートが似合うのはやはりカブならでは。
世界で一番お花見が似合うバイク、すれ違う花見客の方にもにっこり会釈をいただきました。
あんずの里
全国的にも有名なあんずの里は、見頃の週末には屋代方面からの大渋滞でも知られていますが、実はキティパークからそのまま「林道宮坂線」という整備された5kmほどの舗装林道でもアクセスできます。
かつては知る人ぞ知るルートだったそうですが、いまではあんずの里観光マップにも出ています。
いちばん高台にあたる「窪山展望公園」にバイクを停めます。

行楽シーズンなのでバイクも200円の駐車料ですが、一帯満開のあんず林を見下ろす展望は価値あり。

ここで今朝の出発時に不調だった初代ハンターカブの角屋の櫻井恵子さんも無事合流。
バイクを降りて暑いぐらいの陽気とくればソフトクリームと決まっていますが、ここの名物のあんずソフトはその名に恥じぬ濃厚さ。

目と舌であんずを堪能しました。

あんずの里物産館でお昼ごはん
窪山展望公園を後にして、あんずの咲き誇る森集落をぐるりと回りながら屋代方面へ。
上信越道をくぐったところにある「あんずの里物産館」でお昼ごはんです。

観光地のレストランといっても一年のほとんどは地元のお客様が多いからなのかメニューも応対もとても庶民的。
お昼時に11名で予約なしで押し掛けたにも関わらず、グループでしたらということで急遽会議室と呼ばれる部屋を取っていただきました。
メニューにもあんずの甘露煮が添えられていました。
食事中にも杏仁豆腐の話題が出ましたが、あんずの種の芯からとれる杏仁はかつては長野県が全国生産量の90%だったそうです。
まるで有名そば店主のような風格のS森さん。手染めで作ったバンダナが決まってます。

レディース2人は新旧ハンターカブ

千曲公園
昼食後のお茶はせっかくだから眺めのいいところで、ということになり、ボトルのお茶を買って 千曲川沿いに30分ほど走って目指すのは「千曲公園」。
「道と川の駅うえだ」を訪れた方はすぐ近くに大きな断崖絶壁があるのをご存じかも知れません。
千曲公園はその岩鼻と呼ばれる断崖の上にあります。
千曲川沿いの旧道から右折し、全面舗装ながらほとんど通行量のない荒れた 「林道半過線」 をグイグイ上ります。

日本全国の山菜取りの爺様に鍛えられたカブの本領発揮。

街中でははぐれないように隊列を組む林道部ツーリングですが、こうなると「GoGo!」進行。
途中には「林道硯沢線」などいくつかの枝道もありますが、そちらの探索は次回にして、テレビ中継塔の脇のちょっとしたダートを抜けて到着です。

興味深いねずみ伝説が残る千曲公園の桜はちょっと早い5分咲きでしたが眼下に広がる大パノラマと尽きぬお喋りで楽しいお茶のひとときになりました。

海野宿跡
いつもならツーリングの締めは三好礼子さんのペレファカフェとなるところですが本日はお休み。
少し時間もあるのでプラス1時間ほどのオプションで「海野宿跡」へ向かいます。

江戸時代そのままの風景の中をカブで走り抜けるという贅沢なタイムスリップ体験。
ここでもまったく違和感が無いのは、既にカブが当たり前すぎる日本の風景の一部ということですね。
まだ陽は高いですが、上田市を抜けて青木峠で帰路に就くこととします。
ゲストハウス角屋でお疲れ様
やや渋滞気味の上田市街を抜け「道の駅あおき」でのツーリングお開きも定番となりました。
気が付けば本日はツーリング中に誰もスタンドへ寄っていません。
まるでカブは給油を忘れてしまったようです。
トラブルもなく好天に恵まれたツーリングを振り返り「次回もまた!」で笑顔の締め。
ここからは各自自宅に向けての解散になるのですが、結局走り足りない人は角屋さんまで青木峠を各自のペースで走ることになりました。

遠くでけたたましくこだまする2stの音がチェーンソーのようです。
17:00に角屋さんに到着。
コーヒーをご馳走になりながら、お互いのバイクを点検したり、日が暮れるまでバイク談義は尽きません。
みんな本当にバイクが好きなんですね。
記:Y田
林道部WEB担当です。Y田さん、写真と記事をありがとうございました。
私は仕事の都合で参加できませんでしたが、超楽しいカブツーリングの様子が伝わってきました。
いいなあ~。一緒に生きたかったなあ~。





